BASELWORLD 2015 - 1940年代の隠れた名作に最新技術で光を当てるフォルティス
そのもうひとつの見所がティアドロップ形状のラグ。かつては蝋付けでケースに接着されていたが、現代のモデルは一体成形の削り出し。そのため、ケース用の金属塊には厚みが必要で、非常に贅沢な作りになっている。
ムーブメントは自動巻。裏ぶたはシースルーバック。ミネラルガラスのねじ留めで、防水性能は5気圧。ケース外径は40mmで、厚さは10.02mm。ケース素材はステンレススチールとピンクゴールドの2種類があり、それぞれにシルバーとアンスラサイトのダイヤルが用意される。
価格はステンレススケースモデルが22万円で、ピンクゴールドケースモデルが65万円。発売時期は、ステンレスケースモデルが4月末~5月頃、ピンクゴールドケースモデルは今夏を予定。
○アートモデル 2π
ボール、波紋、地球などなど、日常生活の中で散見される数々の円。それらに共通するものは、円周率と、「移ろいやすく混沌としている」こと。それらをこの時計がまとめている……、そんな発想で創作された「2π」は、時計への独特なアプローチで知られるコンセプチュアルアーティスト、ロルフ・ザックスの新作。
カラフルな手書きのドローイングや数字、フォルティスのロゴが目を引くダイヤルは、全面にスーパールミノバを塗布。