ゼロから始めるOpenStack (9) OpenStackを構成するコンポーネント (Cinder編)
○ボリュームの作成とインスタンスへの添付の操作
中心機能となるボリュームの作成とインスタンスへの添付に関して、Horizonを介したGUIからどのような操作を行うか、実際のGUI画面から説明する。今回は、RedHat Enterprise Linux OpenStack Platform 6の画面を掲載する。[プロジェクト]-[ボリューム]から、”ボリューム作成”をクリックし、各項目に必要な値を入力した後、ボリュームの作成と添付を実施する。
以下が、ボリュームを作成する画面で入力する項目だ。
ボリューム名 : 作成するボリュームの名称
ボリュームソース : イメージを選択することでイメージが事前にボリューム内に保存される
種別 : ストレージカタログの選択
容量 : 作成するボリュームの容量を指定
アベイラビリティゾーン : Novaと同一のゾーンを指定可能
これらを設定した後、「ボリュームの作成」を選択するとボリュームが作成される。そして、作成されたボリュームはインスタンスに添付することができる。
○各サービスが提供する主な機能
Cinderに関わる各サービスが提供する主な機能は以下のようになっている。