2015年4月22日 16:59
中小企業のセキュリティ対策で重要なことは"バックアップ" - Kaspersky
カスペルスキーは4月22日、小規模企業のセキュリティニーズについて同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説している。
悪質な犯罪者からサイバー攻撃を受けるのは、大企業ばかりではない。資金とデータが集まる企業は、いつ攻撃を受けてもおかしくないという。
カスペルスキーは、企業のセキュリティ確保の第一歩が「自社にあるものを見渡すこと」だと説明している。「使っているハードウェアとソフトウェアは何か」「どのような問題が起こり得るのか」「どんな種類の保護が必要なのか」などを確認することで、どういったセキュリティ対策が必要なのかが浮き彫りになるのだという。
少企業のセキュリティ対策におけるポイントは以下の通り。
○バックアップ
企業にとって最優先のセキュリティ対策は、PC内の重要なデータを外付けメディアなどにバックアップすることだという。ハードウェアの故障や、マルウェアへの感染によって重要なファイルを開けなくなる可能性があるからだ。
驚くことに、カスペルスキーでは最新のアンチマルウェア製品を使うより、データのバックアップのほうが重要だと述べている。
○パスワード
パスワード管理も重要なセキュリティ対策だ。