「LGBT」層該当者は7.6%、商品・サービス市場規模は約6兆円に - 電通調査
を対象に本調査を、それぞれインターネット調査にて実施した。
○LGBT層に該当する人は、7.6%と算出
同調査では、セクシュアリティを「身体の性別」、「心の性別」(自分は男だ、女だという性自認)、「好きになる相手・恋愛対象の相手の性別」の3つの組み合わせで分類し、独自の「セクシュアリティマップ」を元に、ストレート(異性愛者で、身体と心の性別が一致している人)セクシュアリティであるストレート男性と、ストレート女性と答えた人以外をLGBT層と規定いる。
○LGBT層の市場規模は5.94兆円に
一般家庭において消費金額が大きく、また消費者の嗜好によって商品選択の変更が比較的容易な22の商品・サービスカテゴリーを選択し、総務省の家計調査と家計消費状況調査のデータを踏まえ、LGBT層の当該カテゴリーにおける消費状況を加味して算定したところ、LGBT層の市場規模は5.94兆円となった。
○LGBT層を起点とする消費スタイルを"レインボー消費"と位置付け
今回の調査では、LGBT層当人の消費(家電・AV機器、家具・インテリア、化粧品、カルチャー活動などで一般層より消費が活発)のみならず、その周辺の一般層でLGBT層を支援・支持することによって生まれる消費(LGBT層をサポートする企業の商品・サービスの利用意向53%)