女性社長は調査開始以来最多、その傾向とは? - 東京商工リサーチが調査
(1,372人)がランク入りし、世代交代の兆しもうかがえるという。
売上高別の上位5社では、1位がインテル(東京都、江田麻季子社長)、2位が日本マクドナルド(東京都、サラ・エル・カサノバ社長)、3位がイオングループの食品メーカーであるイオンフードサプライ(千葉県・間處博子社長)、4位がリクルートスタッフィング(東京都、渡邊由紀子社長)、5位が日本トイザらス(神奈川県、モニカ・メルツ社長)だった。
代表執行役を含む女性社長の上場企業は29社(判明分、2014年12月現在)だった。産業別では、最多がトレンドマイクロやネットイヤーグループなど情報・通信業の5社、日本マクドナルドホールディングスなど小売業の5社、化粧品メーカーなどを含む化学の5社だった。
全国の女性社長数は、2010年の21万人から2014年には31万人に増加した。政府の成長戦略の柱の一つに「女性の活躍推進」が位置付けられるなど追い風が吹いていることから、今後も増えていく見込みという。また、これまで女性社長は親や配偶者などから事業を引き継ぐ同族継承パターンが多かったが、最近は高い専門性を持った意欲ある女性の起業が目立つとのこと。