韓国の「スピード感」と日本の「匠の精神」を備えるクラウドシステム - 急成長のカギは「JAPAN TO GLOBAL」
「日本は、ものづくりに長けており、品質に対するこだわりは世界一です。一方、韓国は新しいトレンドをいち早くキャッチし、だれよりも先に製品化して市場に届けたいというマインドを持っています。ITトレンドの移り変わりは激しい。お客様に、使いやすく堅牢なクラウド環境を、スピード感を持って運用したいと考えています。その中でわれわれは、日本のものづくりの『匠』の精神と、韓国のスピード重視の姿勢の双方を取り込むことで、爆発的なシナジーが生まれ、すばらしい製品が提供できると考えています」(安氏)
同社が提供するクラウド、セキュリティ、オンラインストレージといった分野は、技術の進歩もトレンドの移り変わりも激しい。日本企業から得たフィードバックを、韓国の開発チームがスピード感を持って製品に反映させる“連携プレイ”で、迅速に製品を市場に投入していくというのがジランソフトの戦略だ。安氏は、「(ジランソフトが拠点を持つ)韓国、日本、シンガポール以外のアジア地域にも、積極的に製品を展開していきます」と、そのビジョンを語る。
○日本でも10年以上の実績、セキュリティソフトはアジア5,000社以上が導入
現在、ジランソフトは3つの事業を展開している。