コミケはなぜ「ニコニコ超会議」に出展したのか - 「参加者の様子を見て私たちも刺激を受けた」コミケ共同代表に聞く
――今回の超コミケットスペシャルブースの狙いはどういったところにあるのでしょうか?
今回我々は、コミケットに来たことがないニコニコのユーザーさんに展示物を通じて知ってもらい、魅力を感じていただいて、今年の8月に開催される夏のコミケットに足を運んで同人誌の楽しさを感じてもらえたらうれしいです
●世界中のオタクの人たちと手を取り合うことができると確信している
――今回、外部のイベントへ出展をされましたが、今後もこうした活動は続けていくのでしょうか?
実は少し考えています。コミケットスペシャル6のなかで「OTAKU EXPO」というイベントを開催しました。このイベントには、海外のさまざまなオタクイベント団体に来日していただいたので、今後は我々が海外イベントへ出展して、日本の文化を伝えていく必要があるだろうと検討を始めているところです。
――それは、コミケットスペシャル、コミケットどちらの動きになるのでしょう。
今回のコミケットスペシャル、OTAKU EXPOは起点であって、国際オタクイベント協会(IOEA)というオタクイベントのネットワーク組織も誕生しました。今後は、この組織とも協力しつつ、コミケットとして動くことになるでしょう。