声優・花澤香菜、ライブツアーをスタート! 初日は自身初の日本武道館
では、花澤自らタップダンスに挑戦。また、ジェームス・ブラウンの有名なフレーズ"ゲロッパ"を、花澤が"メロンパン"と言い換えて、バンドとの濃密でファンキーなセッションを始めるなど、さまざまな仕掛けに会場はさらなる盛り上がりをみせる。
「音楽活動を始めて3年、最初は緊張していたけど、今はもうみんなが友達(のような存在)だから大丈夫! あなたたちに支えれています。これからも宜しくお願いします」と深々と一礼して、本編ラストとなる「君がいなくちゃだめなんだ」を歌い上げる花澤。旋律とアレンジの美しさが、この楽しい時間が終わることの切なさを高めていく。そして花澤は、ステージを端から端まで動きながら会場の人すべてにありがとうを伝え、ステージを後にした。
観客からのアンコールの声を受けてステージに登場した花澤は、「しーっ」と鼻に人差し指をあてる素振りをしている。そして、♪せーの♪――その後の一瞬の間に「おおお!?」とどよめく客席。
そして♪でもそんなんじゃダメ♪と歌い始めた花澤。そう、TVアニメ『化物語』で花澤自身が演じた千石撫子のキャラソン神曲「恋愛サーキュレーション」だ。長きに渡る封印が解かれた瞬間、客席が堰を切ったようにとてつもない盛り上がりを見せる。