くらし情報『企業から個人へ、月額500円のお手軽クラウドが導く国産クラウドの方向性』

2015年5月11日 13:00

企業から個人へ、月額500円のお手軽クラウドが導く国産クラウドの方向性

そこで、まずはその人たちに選んでもらえるようにしようと考えました」(梶本氏)

企業にではなく、人に選んでもらうためにどうすべきか。それを知るために、梶本氏らは社内技術者にヒアリングを行った。その結果「個人で気軽に扱うには、当時の価格帯は高すぎる」との反応が多く寄せられたとのことだ。

「調べてみると他社のサービスを利用していると答えた技術者もかなりいました(笑)。まずは自分たちの技術者に選んでもらえなければ話にならない。そこで、スペックも十分なものを備えた上で、料金も個人でも利用できるレベルまで思い切って下げてみました。500円に設定したのは、ワンコインという分かりやすさとインパクトを狙ってのことです」(梶本氏)

そしてサービスを開始してから約半年、現在では「かなりの社内技術者が、自社のサービスと契約してくれるようになりました(笑)」(梶本氏)とのことだ。

○裾野が広がるためには誰でも簡単に使えることが必須
「月額500円から」の安価なサービスを提供するにあたり、IDCフロンティアが特にこだわった部分が「導入のわかりやすさ」である。


「この料金であれば、個人事業主やSOHOの方々でも気軽に導入ができるようになります。

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