MacとiPadの悦楽生活50 #EtsuMac50 - 20 2015年のMacBookシリーズどれを買う問題結論編
という印象は受けませんでした。しかし、非常に軽く、小さく、そのため画面の美しさが際立つ「キレイな製品」であるのには違いありません。これは、一般に懸念材料とされているUSB-Cポートや薄型化されたキーボードについて、筆者は特に問題にならなかったことから、単体で使っている上では大きなネガティブなポイントがなかったということが理由でしょう。
おそらく、あのキーボードがどうしても嫌だという人もいるでしょうし、これらは筆者も困ったポイントでしたが、ThunderBolt2やSDXCカードスロットがないことで不便をする人もいるでしょう。
しかし一方で、極限までシンプルに削り取られた、ディスプレイとキーボードが備わるだけのMacBookは、ノート型コンピュータの未来、あるいは最終的な形、理想の原点、といったところでしょうか。これ以上どうしようもないところまで来てしまったような印象を受けます。ノートパソコンとして単体で利用する上では、これで問題がないのです。
MacBookは、Appleのノートブック型ラインアップにおける「当面の基本形」として、再定義されたマシンと考えることができます。
薄型キーボード、フォースタッチのトラックパッド、Retinaディスプレイ、9時間以上のバッテリーライフ、USB-Cポートなどを基本性能に、その他のモデルはこれに何らかの機能や性能を追加しながら、モデルのラインアップが刷新されていくでしょう。