HPストレージの責任者が主張するConverged Storageの優位点とは
これが統合されたストレージ(Converged Storage)だ」と語った。
同社では、RMCによるバックアップは従来のバックアップよりも17倍高速だと主張する。ビル・フィルビン氏によれば、高速化のポイントは差分バックアップと重複排除だという。
RMCは、HP 3PAR StoreServ SnapDiffテクノロジーを活用しており、最初はフルバックアップが行われるが、2回目以降は変更されたブロックのみがStoreOnceに送信される。また、複数の仮想サーバをバックアップした場合、仮想サーバ間の重複データも削除されるため、より高速になるという。
また、同氏によればバックアップをアプリケーション単位で行えるのも特徴だという。
同氏は、「アプリケーション管理者によって実現される。通常、アプリの起動やシャットダウンはアプリケーション管理者によって決められる。
バックアップをアプリケーション管理者が行うことにより、アプリケーションの一貫性を持ったバックアップを行うことができる。アプリケーションの管理者がデータ保護を設定したほうがコストメリットがある」と利点を強調した。