2015年5月22日 19:44
WWDCで12インチiPadとiOSの「アプリ同時表示」「マルチユーザー」発表か
こうした仕組みも前述「プロフェッショナル用途」や「大画面の活用」を前提としたもので、シンプルさをうたっていたiOSが変革期に差し掛かりつつあるともいえる。これと合わせ、12インチクラスのiPadでは「従来モデルから解像度が変更される」可能性も考えられる。iOS 8とiPhone 6/6 Plusでは従来とは異なる解像度体系が導入され、これをスケーリング機能によりアプリが自然な形で吸収できるようにした。これまで1024×768のノーマルサイズと4倍解像度のRetinaの2種類しかなかったiPadにおいても、iPhone 6と同様の変化が起こる可能性がある。
もう1つ、新iOSにおけるiPad向けの新機能としてマルチユーザーログインの導入も検討されているようだ。これは複数のユーザーが1つのタブレットを共有利用することを想定したもので、例えば12インチクラスiPadのように比較的大型画面の端末をリビングなどに配置して、家族内で使い回すといったことも容易になるとみられる。大画面iPadの登場は、iOSとApple製タブレットのPC化をよりいっそう推し進める役割を果たすのかもしれない。
なお9 to 5 Macによれば、これら機能はまだ計画途上にあり、WWDCのタイミングまでに導入が中止される可能性があることも示唆している。
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