くらし情報『「ご教授」と「ご教示」使い分け方』

「ご教授」と「ご教示」使い分け方

■2つとも書き言葉?

また「ご教示ください」は口にするには少し堅い印象になる言葉。そのため話し言葉ではなく、メールや文章での書き言葉として「ご教示賜りますよう~」等の定型文で用いられることが多いようです。「ご教授ください」も同様で「ご教授願います」等、書き言葉としてよく使われています。話し言葉では「お教えください」や「ご指導ください」等がよく使われています。

■似ている言葉「ご指南」と「ご指導」

更に「ご教授」と「ご教示」に似た言葉として「ご指南」や「ご指導」もあります。いずれも書き言葉として用いられることが多く「ご指南賜りますよう~」「ご指導ご鞭撻のほど~」等の定型文によく用いられています。指導は目的や方向に沿って教え導くという意味、指南は武術や芸事などを教え示すという意味です。ビジネスシーンでは言葉の使い分けに厳しい人に出会うこともあるため、覚えておくとよいかもしれません。


意味が似ていて使い分けの難しい言葉が、日本語には多くあります。特に仕事上では僅かな言葉づかいを指摘されることも多いため、知識として言葉の意味を覚えておくととても助かります。是非、参考にしてみてください。

(画像は本文と関係ありません)
この記事もおすすめ

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.