2015年5月25日 11:30
無線LANルータを守るためにこれだけはやっておきたい4つの対策
○パスワードの変更と暗号化
また、デフォルトのパスワードをそのまま使っているのなら、必ず変更しよう。次に、パスワードの暗号化を行って、通信内容を傍受されることを防ごう。無線LANルータにアクセスするためのパスワードを暗号化するには、設定画面で暗号化の方式をWPA2(WPA2-PSK)にすればよい。無線LANの暗号化の方式には、WPA2のほか、WEPやWPAがあるが、WPA2はWEPやWPAよりも強固であり、数字、アルファベット、記号をランダムに組み合わせて見破れにくいパスワードで保護できる。もし無線LANルータがWPA2をサポートしていない場合、WPA-PSKが利用できるならWPA-PSKを使いたい。WPAの中でもセキュリティ強度が強いと言われている規格だ。
○ゲストポートを無効化
無線LANルータの多くがゲストポートを用意している。来客などにアクセスを提供するためのもので、パスワードを入力しなくてもインターネットにアクセスできるよう、通常のネットワークから隔離されている。
ソーシャルネットワークを常時利用したり、メールをチェックしたりしたい来客にとっては便利なものだが、大抵の人がLTEや3Gに加入したモバイル端末を利用しているはずだ。