くらし情報『KDDI研究所、SDN/NFV時代を見据えた運用自動化の実証に成功』

KDDI研究所、SDN/NFV時代を見据えた運用自動化の実証に成功

「汎用サーバの信頼性がキャリアグレードに達していないケースがある」といった課題がある。

今回の成果は、これらの課題に対応したソリューションとなる。

具体的には、移動体機能として各種EPC(Evolved Packet Core)機能、固定系機能としてCPE(Customer Premises Equipment)、その他機能としてファイアウォールといった共通系の機能を、汎用サーバなどからなる仮想化基盤上でソフトウェア化し、横断的に管理制御するテストベッドを構築。その上で、ソフトウェア化された機能あるいは仮想化基盤の異常に対して、統合管理制御システムが自動的かつ即座に障害復旧することに、世界で初めて成功したという。

今後は、「運用フローの自動化」「インタフェースの共通化」についてはTMForumなどの運用管理システムの標準化団体へ、「すべての機能を標準ピースでモデル化」についてはETSI NFVやOPNFVなどのネットワーク仮想化の標準化団体を通じて、ネットワーク仮想化による運用高度化の実現に貢献していく。
この記事もおすすめ

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.