2015年5月27日 15:39
NEC、ビッグデータ活用など基幹システム向けサーバ4機種を販売
NECは5月27日、企業の基幹システムやビッグデータ活用における高信頼基盤向けに、最大18コアのCPU「インテル Xeon プロセッサー E7 v3 ファミリー」を採用し、Windows/Linuxに対応したエンタープライズサーバ「NX7700xシリーズ」の新製品4機種を販売開始した。
新製品は、メインメモリ領域の可用性を向上させる、コントローラ強化やスペアリング方法の拡充を実施するとともに、メインメモリ領域の効率的な利用が可能となる「Address Based Memory Mirroring機能」に対応することで、拡大するビッグデータ活用へのニーズとシステムの安定稼働に対する信頼性にこたえ、基幹システムの高度化を支援する。
「Address Based Memory Mirroring機能」は重要領域のみを2重化することでき、これにより、限られたメモリ領域を、ビッグデータの収集・分析のためのインメモリDBとして有効に利用することが可能となる。
また、物理障害に対応するメインメモリのスペア領域設定範囲を拡大することで、メインメモリ領域が複数回の障害にあった時もシステムを継続して稼働させることが可能になった。