イタリア生まれの"ミラノとんこつ"日本初上陸! "ラー博"初の外国人店主
フランスやイギリス、アメリカなど、世界各国でブームを巻き起こしている日本食、ラーメン。各国の気候や食文化と融合した"世界のご当地ラーメン"が誕生しつつある中、新横浜ラーメン博物館では2013年4月より、海外で独自に生まれ地元で愛されているラーメン店を誘致・紹介する企画をスタートした。
これまでアメリカ、ドイツのラーメン店が出店したが、逆輸入ラーメン第3弾としてこのたび上陸したのは、パスタ王国イタリアが認めた"ミラノとんこつ"。イタリア・ミラノに本店を構える「CASA LUCA」だ。イタリアは他国の食文化を受け入れにくい傾向があり、さらにパスタという麺文化があるにも関わらず、同店は地元で人気を博している。
新横浜ラーメン博物館史上初の外国人店主となるミラノ生まれのルカ・カタルファモ氏は、世界各国で料理の修業をしていた頃、ニューヨーク「一風堂」でラーメンと出会い、衝撃を受けたという。
その後、ロンドンのうどん店でダシの勉強をし、日本で1カ月間、毎日3食以上のラーメンを食べて作りたいラーメンのイメージを固め、2013年9月にミラノに「CASA RAMEN」をオープンした。
ルカ氏の作るラーメンは、日本のとんこつラーメンをベースに、イタリア料理の技法を取り入れた"ミラノとんこつラーメン"。豚骨を100%使用して20時間かけて作り上げたスープはクリーミーな味わいだ。麺は、パスタ用デュラムセモリナ粉とイタリアパンに使用される小麦粉をブレンドした中細ストレート麺で、程よいモチモチ感と歯切れの良さが特徴。さらに、チャーシューはイタリアのパンチェッタの製法を取り入れ、豚バラ肉にイタリア産岩塩を擦り込み、グリルしたものを真空低温調理で柔らかく仕上げ、うま味を引き出している。
また、追加トッピングとして、「のり」「味玉」といった定番に加え、「パルミジャーノチーズ」も用意。途中でチーズを加えるとスープにコクが広がり、麺に絡めても相性抜群だ。さらにメニューにワインもあり、イタリアのラーメン店ならではのコラボレーションが楽しめる。
内装などもオリジナリティにあふれ、壁には芸術家のルカ氏の奥さんが手掛けた、ラーメンの麺で海の波を表現した独創的な絵が描かれている。また、入り口付近の壁には、ルカ氏と奥さんが見つめ合うラブラブな2ショット写真。そして店頭には、奥さんが描いた「カーザルカ」というカタカナの看板が掲げられ、ぬくもりが伝わってくる。
なお、ルカ氏は今後、イタリアの本店と行き来しながら店に立つという。
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