2014年2月7日 17:34
アドバンテスト、DDR4/LPDDR4向けメモリテストシステム「T5503HS」を発表
アドバンテストは2月6日、次世代高速メモリの試験向けにメモリテストシステム「T5503HS」を発表した。
モバイル端末やサーバ、PCをなどの高速化、高機能化に伴い、それらに使われるDRAMも、より高速かつ大容量のLPDDR4-SDRAM(LPDDR4)/DDR4-SDRAM(DDR4)への移行が見込まれている。モバイル端末市場を軸に、今後これら次世代DRAMが世界規模で大きく普及するものと予想され、デバイスメーカーでは量産体制構築に向けた準備が進められている。そうした中、テストシステムにはさらなる高速化、高機能化およびテストコストの削減が求められている。
同製品は、次世代高速メモリDDR4-SDRAMのパッケージ試験において、最大512個の同時測定が可能な他、DDR4/LPDDR4の最高動作周波数4.266Gbpsを上回る最高速4.5Gbpsでの高速試験を実現している。また、高速動作を保証するため、DDR4-SDRAMには、データ誤りを自動検出するCRC(Cycle Redundancy Check)やCA(Command Address)パリティなどの機能が追加されている。「T5503HS」