2015年6月4日 08:30
開発者として激変する業界を生き抜く術とは? - AWS Summit Tokyo 2015 デベロッパーカンファレンス
アマゾンデータサービスジャパンは6月2日~3日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて、アマゾンウェブサービス(AWS)の最新技術や導入事例、活用方法などを紹介するカンファレンス「AWS Summit Tokyo 2015」を開催した。また今年から新たに、モバイル・Webアプリケーション開発を行うデベロッパーを対象とした「デベロッパー・カンファレンス」も行われた。
本稿では、デベロッパー・カンファレンスのセッション「デベロッパーが切り拓く、次の時代」についてレポートする。
同セッションでは、Kaizen Platformの技術顧問 伊藤直也氏と、クラウドワークス 執行役員 CTO 大場光一郎氏が登壇。アマゾンデータサービスジャパンの松尾康博氏をモデレーターとして、技術構造とそれに伴う技術が激しく変化している今を生きるデベロッパーの心構えに関するパネルディスカッションが行われた。
○技術を選ぶのは興味? 課題解決の手段?
セッション冒頭、ここ10年の業界の変化について振り返っていくなかで大場氏は、「昔は大手ベンダーから示された技術ロードマップがあり、それをキャッチアップしてどう会社に生かしていくかということを考えていたが、今ではだれもロードマップを提示してくれなくなった」