くらし情報『日本を広く狙う攻撃「Blue Termite」拡散中、根拠なき自信は捨てよ - カスペルスキー記者説明会』

2015年6月4日 22:48

日本を広く狙う攻撃「Blue Termite」拡散中、根拠なき自信は捨てよ - カスペルスキー記者説明会

日本を広く狙う攻撃「Blue Termite」拡散中、根拠なき自信は捨てよ - カスペルスキー記者説明会
●「年金機構」の事例は氷山の一角
○「年金機構は氷山の一角」、日本だけを狙う攻撃が進行中

カスペルスキーは6月4日、日本の企業を広く狙う「Blue Termite」によるAPT攻撃が現在進行中であると発表し、その状況を解説した。なお、Blue Termiteはカスペルスキーによる命名である。

冒頭、代表取締役社長の川合林太郎氏は、日本年金機構の年金情報漏えいに絡んだ憶測やデマに近い報道がされているため、今回は事実のみを簡潔に伝えると発言。

日本をターゲットにしたAPT(Advanced Persistent Threat)攻撃に関しては、2013年のICEFOGによる事例がある。この発表の際にカスペルスキーのセキュリティチームは、「APTは海外の話ではなくなった」と説明している。

翌年2014年には、DARK HOTELと呼ばれる攻撃がアジアで発覚(ホテルのネットワークに不正侵入して宿泊客を狙う。攻撃そのものは7年前から)。これらは、ホテルに宿泊する企業VIPや重要な情報を持っていると思しき人がターゲットにされていた。


そして今年、Blue Termiteが発覚した。カスペルスキーによると、Blue Termiteの攻撃は2014年9月から行われていたとのことだ。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.