2015年6月10日 08:30
Pure Storage、自社開発のハードウェア採用の新世代オールフラッシュアレイ
ピュア・ストレージ・ジャパンは6月9日、同社のオールフラッシュ・ストレージ・アレイ「FlashArray」の第4世代である「FlashArray//m」を発表した。
「FlashArray//m」は、同社が2年をかけて開発した新しいハードウェアで、アップグレード可能なモジュラー型アーキテクチャを採用しており、従来のFlashArray製品と比較してパフォーマンスは50%、密度は2.6倍、1TB当たりの電力効率は2.4倍、それぞれ向上したという。
同社はこれまで他社からハードウェアを調達し、自社開発のソフトウェアを搭載して製品を提供してきたが、「FlashArray//m」は自社開発のハードウェアだ。
米Pure Storageの創設者でチーフアーキテクトのジョン・ヘイズ氏は、自社でハードウェアを開発した理由を「抜本的に効率的なものを作りたかった。また、新しいハードウェアを使えることも考慮した。これにより、効率、パフォーマンス、シンプルさが解決できる」と説明した。
米Pure Storage 製品担当副社長のマット・キックスモーラー氏は、「ピュアストレージはソフトウェアの面では成功を収めてきたが、さらに、コスト、シンプルさを追求するためにハードの上でもイノベーションを起こしたいと思った。