2015年6月15日 09:00
フィリップス「Fidelio M2BT」を試し聴き - Apple Watch、XperiaとBluetooth接続したその音は
ハウジング部を90度回転させればフラットな形状となり、持ち運びも容易だ。
ところで、M2BTには"姉妹機"といえるヘッドホンがある。それは同時期に発表された「F1」で、口径40mmのドライバーやハウジング、強化ファイバー素材を編み込んだヘッドバンドなど基本構成は共通。違いはBluetooth対応の有無で、付属のオーディオケーブルを使えばF1と同等のワイヤードヘッドホンとして活用できる。言い換えれば、F1にワイヤレス機能を加えたモデルがM2BTなのだ。
対応するBluetoothのバージョンは4.0。コーデックはA2DP標準のSBCに加え、AACとaptXをサポートする。NFCにも対応しており、Androidスマートフォン/タブレットなど対応機器であれば軽くタッチするだけでペアリングが完了する。
290gという軽さながらバッテリーを内蔵、約3時間の充電で約10時間の連続ワイヤレス再生が可能なこともポイントだ。
ワイヤレスで曲操作もできる。右耳側のハウジングには「イヤーシェルコントロール」と呼ばれるBluetooth/AVRCP対応リモコンを装備、再生/停止や曲送り/戻し、音量調整と通話切り替えをジョグダイヤル風のボタンで行える。