2015年6月15日 17:09
国がん、乳がんの耐性化に関係するマイクロRNAを特定 - 新たな治療法に道
ENPP1は乳がんにおいて発現量が高く、悪性度や骨転移にも関連している。
また、動物実験でmiR-27bの発現が低下している細胞集団ではドセタキセル耐性だけでなく、腫瘍形成の維持および亢進が認められた。このことから、miR-27b発現が低下している細胞集団の乳がんの幹細胞集団の形成にも大きく関与していると考えられている。
今回の成果は、miR-27bの発現を調べることでドセタキセルに対する感受性の変化を予測しながら行う治療の実現だけでなく、ENPP1の関与も明らかになったことから、糖尿病治療薬で、ENPP1の発現を抑制する作用のあるメトフォルミンのがん治療への応用へつながることが期待される。
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