くらし情報『慶大など、パーキンソン病患者由来のiPS細胞を樹立 - 脳内の病態を解明』

2015年6月17日 13:59

慶大など、パーキンソン病患者由来のiPS細胞を樹立 - 脳内の病態を解明

また、iPS細胞を樹立したうちの1名の患者の死後脳を調べたところ、GSK-3β活性化によるリン酸化タウの増加、そしてそれが脳内に沈着して引き起こされる神経原線維変化が確認された。

同研究グループは「今後、この患者由来のiPS 細胞を用いることで遺伝性だけでなく孤発性も含めたパーキンソン病の病態解明や治療のための新薬開発が期待される」とコメントしている。

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