2015年6月18日 08:54
昨年の指摘踏まえてお土産を用意!? KDDIが株主総会開催
KDDIにはもっと有益なサービスで、差別化をはかる努力をしてほしい」といった要望も株主からは寄せられた。
コンシューマ事業本部長の石川雄三氏は「au スマートパス」をはじめとする各種サービスを案内した上で「現在、様々なシチュエーションでご利用いただけるサービスを提供していますが、まだまだ不十分と考えています。皆様の生活に資するサービスはなにか、ご意見に耳を傾けながら、今後とも検討してまいります」と回答した。
○SIMロック解除はどう捉えてる?
SIMロック解除の義務化にともない、「KDDIではどのように対応し、差別化を図っていくのか」と質問する株主もいた。
田中社長は、5月以降に発売する端末の購入後180日間を越えた場合に適用されること、同社でもKDDIバリューイネイブラー(KVE)としてMVNO事業を展開することなど、現況を説明。
「影響が出てくるのに、まだ時間がかかります」とした上で、「ネットワークの品質、キャリアのサポートなどで差別化できると考えています。MNOの方が良い、というご理解が得られるように頑張っていきます」と説明した。ちなみに、利用者がある程度MVNOに流出する可能性については「なきにしもあらず」