無線LANの速度は「ルータから端末までの距離」「ルータから端末間の壁の有無」など、さまざまな影響を受ける。無線LANが遅くなってきた時、要因により解決策は異なるが、Techliciousの記事「9 Tips For Faster Wi-Fi Streaming)」を参考に、簡単に試すことができる対策を紹介しよう。
○再起動
PCと同じように、無線LANルータも再起動で問題が解決することがある。記事によると、「ルータと端末間のIP接続」あるいは「ルータとインターネット間」に問題が発生しているために、速度が落ちていることがあるとのこと。その場合、ネットワークプロセッサ、無線通信などすべてをリブートできる再起動が有効な手段となる。
無線LANルータにリセットボタンがある場合は、数秒間押せば再起動できる。リセットボタンがない場合は電源コードを抜いて、30秒ほど待ってから再度電源を入れるとよいとのこと。
○コードレス端末との干渉を確認
コードレス電話、電子レンジ、無線スピーカーなどの多くは無線LANルータと同じ2.4GHz帯を利用している。
これらが無線LANルータの通信を妨げている可能性がある。