2015年6月5日 10:00
コンピュータアーキテクチャの話 (330) レジスタファイルとシェアードメモリ
そして、生成された表示画像をデバイスメモリに書き込んで行く。このように処理を行えば、大部分の描画処理の演算はデバイスメモリを使わず、レジスタファイルとシェアードメモリを使って実行できる。
また、デバイスメモリとシェアードメモリの間の転送は、32スレッド分を纏めて行えば、スレッドごとにデバイスメモリをアクセスする必要もなくなる。
3Dグラフィックスのように大量のポリゴンデータがストリームとして入力される処理では、それを適当に区切ってデバイスメモリからシェアードメモリにコピーし、描画処理が終わったら、結果をシェアードメモリからデバイスメモリにコピーするという処理を繰り返せば良いので、シェアードメモリとデバイスメモリの間のデータ転送の頻度は少なく、記述は比較的容易である。
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