2015年6月25日 12:28
Googleの無料音楽サービスはApple Musicにどれだけ影響を与えるか?
今回公開される無料機能は、Googleが作成したプレイリストを選択して再生するという仕組み。ユーザーが曲を自由に選ぶことはできない。プレイリストは「運転中」「トレーニング中」といったテーマに分かれており、その時のシチュエーションに応じて選択する。また、ユーザーが曲を選択すると、その曲に類似した曲を集めた独自のプレイリストを作成することもできる。こうしたプレイリストの作成には、Googleが2014年に買収した音楽キュレーションサービス「Songza」の技術が使われているようだ。
広告は、プレイリストの最初に広告が1回入るタイプで、Youtubeのように再生時に途中キャンセル可能なCMを採用するなど、いくつかの方法を検討しているという。
●Apple Musicとはどう違う?
○ライバルはApple Music?
同様の音楽配信サービスとしては「Spotify」などがあり、今月末にはAppleの「Apple Music」もスタートする。また米Amazonも有料会員(Amazon Prime)向けに、自己ファイルアップロード無制限、楽曲聴き放題の「Amazon Music」を展開するなど、米国では有料・無料を問わず聴き放題系サービスは激戦区だ。