2015年7月18日 17:21
最新技術で蘇った初代ウルトラマンの映像が話題に、50周年の2016年に何が起こる?
怪獣は、『ウルトラマン』第36話「射つな!アラシ」に登場の「変身怪獣ザラガス」をモチーフとしたかのような重量感あるスタイルで、頭部前面のツノや、背中の発光器官、そしてウルトラマンを確認するや猛獣のように突進してくるどう猛さなど、強烈な印象をもたらした。
ウルトラマンのスタイルも斬新だった。製作初期に用いられた通称「Aタイプマスク」を意識したと思われる今回のウルトラマンは、シルバーメタリックの表皮を持ちながら、全体に生身の人間(=宇宙人)のような筋肉の躍動を重視。「怪獣のツノを両手で支えながら、苦悶の表情を浮かべるウルトラマン」というビジュアルは、これまでコミックやアニメの世界でしか見られなかったもの。かつて『ウルトラマンネオス』のパイロット映像(1995年)で行われた「ウルトラマンに表情を与える」という試みが、現在の発達したCG技術によってより自然なかたちで表現されている。映像は、ウルトラマンの活動限界時間とされている「3分間」を目前にして終了。画面には「7 7」という数字が映し出され、カラータイマー音が鳴り響いた。この「7 7」にはどのような意味があるのだろうか? 映像内には「HE RETURNS」