くらし情報『オープンソース・ソフトウェア(OSS)は安全か - ペンタセキュリティ』

2015年7月28日 10:29

オープンソース・ソフトウェア(OSS)は安全か - ペンタセキュリティ

OSSの直接開発および配布、デバッギングには、世界の数多くの開発者が参加している。その結果、閉鎖的な組織の中で開発される独占的ソフトウェアに比べ、比較的安定的な操作が保証されている。その一方で、こうしたOSSの信頼性と安定性は、多くの開発者が積極的に参加した結果得たものなので、その開発状況や評判を注意深く検討する必要が発生するのも事実だ。

また、OSSは独占的ソフトウェアに比べ、不確実で不明確な発展をする場合が多い。突然アップデートが停止されたり、ライセンス関連の法的イシューが発生しポリシーが変更されることもある。そうなった場合、ダウンロードしたOSSが高い安全性を持っていても、それを生かせない結果になってしまう。

OSSはユーザのそれぞれのフィードバックに断片的に対応し、全体の仕様を整えていくものだ。そのため、例え問題が発生した場合でも、OSSの仕様が確立されるまでの間は、総合的な検討は不可能という結論が出て、「セキュリティ性」を左右する問題となってしまう。
OSSの大部分は安全と言える。問題が発生すれば全世界の数多くの開発者が問題の解決に当たるため、OSSを構成する各機能はその部分に限っては完璧に安全と言えるからだ。

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