くらし情報『組み込みシステムのすべてのコンポーネントを提供できる - アナログ部門のトップが語ったTIの強さ』

2015年7月29日 17:12

組み込みシステムのすべてのコンポーネントを提供できる - アナログ部門のトップが語ったTIの強さ

である(Photo04)。ハイブリッド自動車(HV)向けのゲートドライバは車載向けアナログ半導体メーカー各社とも力を入れている分野であり、TIも多くの製品をリリースしているが、さらに競争力をあげた製品を追加した形だ。

●3種類のUSB Type-C製品を市場に投入
2つ目は7月22日(米国時間では7月21日)に発表された「32bit ADC」である。一般にMCU内蔵型のADCは10~12bit前後が主流で、多くても16bit程度になっており、これを超える用途はDiscreteでまかなう事になるが、こちらも主流は24bit前後である。ここで問題になるのはENOB(Effective Number Of Bits)で、これはRMSノイズが0にならない限りどうしてもENOBは本来のbit数よりも下回る。そこで、より高い精度を持ったADCが必要とされる。こうした用途に向けて同社がリリースしたのが「ADS1262/1263」(Photo06)で、32bitの分解能に加えて自己診断機能なども搭載する。氏によれば高精度な秤量とか橋脚などに設置される歪率計など、本当に高い精度が必要な用途に用いられるとか。

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