くらし情報『組み込みシステムのすべてのコンポーネントを提供できる - アナログ部門のトップが語ったTIの強さ』

2015年7月29日 17:12

組み込みシステムのすべてのコンポーネントを提供できる - アナログ部門のトップが語ったTIの強さ

発表会の時点では詳細な説明は無かったが(Photo10)、まずTPS65982は単にUSB Host/Device+USB PDのコントロールだけではなく、内部に60W(20V@3A)の電源供給回路まで含んだ初の統合製品となる。ちなみに100W(20V@5A)は外部にNFETドライバを用意すれば可能な模様。現時点ではUSB PDのコントローラは複数存在するが、いずれも別にUSB Type-Cのコントローラが必要とされていた。HD3SS460は4chのCrosspoint Switchで、USB 3.1に準拠、スタンバイ時の消費電力を40μWと削減したのが特徴とされる。TUSB320 FamilyはUSB 2.0対応のTUSB320とUSB 3.1対応のTUSB321からなり、最大15Wの電力供給が可能となっている。

ちなみにこれに続く製品はまだ検討中のこと。また、E-Markerチップ、あるいはActive Cable用Bufferなどについては、現時点ではそうした製品の具体的な計画は無いそうだ。さらに言えば、Thunderbolt 3については「マーケットを注視している」言うのに留めているのは、TIのThunderbolt向け製品群が、当初予想したほどには売れなかった(というか、マーケットがTIが予想したほどに広がらなかった)

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