くらし情報『写真甲子園2015、今年も北海道・東川町で取材してきました! (その1)』

2015年8月14日 15:03

写真甲子園2015、今年も北海道・東川町で取材してきました! (その1)

●「初戦」のように作りこめない、撮って出しの「本戦」
ここで「初戦」と「本戦」の違いについて説明しておきたい。本戦に出場するのは、全国11ブロックの初戦を突破した18校。高校生3人で1チームを構成し、最大8枚の組写真で競い合う、この点については初戦、本戦とも共通している(なかには初戦と本戦でメンバーを変えてくる出場校もある)。しかし、初戦と本戦はまったくの別物といえるほど、競技の性格が大きく異なるのだ。

○「初戦」のように作りこめない、撮って出しの「本戦」

初戦の作品受付期間は3月下旬から5月下旬まで。それ以前から準備することも可能なので、作品を仕上げるための時間は潤沢にある。撮影エリアの制限はなく、テーマも指定されていない。いつ、どこで、何を、どのように撮るかは、まったくの自由だ。
それに対して本戦は、出場校の選手たちが同一の条件で競い合うことに主眼を置いている。使用するカメラはEOS 8000Dが貸与される。撮影可能な時間やエリアには制限があり、写真をセレクトして作品として提出するまでの時間も3時間弱しかない。また、各日ごとにテーマも設定される。ちなみに今回は、初日が「出合い」

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