2015年8月19日 18:03
パラレルス、仮想化ソフト「Parallels Desktop 11 for Mac」を発表
パラレルスは19日、Mac上でWindowsやLinuxなどのゲストOSを実行できる「Parallels Desktop」の最新版となる「Parallels Desktop 11 for Mac」を発表。同日より販売を開始した。最新版ではOS X El CapitanとWindows 10に対応している。
今回のバージョンアップでは、まもなくリリースされる予定の次期Mac OS「El Capitan」をサポートし、先頃Microsoftが提供を開始したWindows 10に対応している。Windowsの起動とシャットダウンのスピードが最大50%向上したのに加え、新機能である「Travel Mode(トラベル モード)」の搭載で、外出時のバッテリー持続時間が最大25%伸張する。
Windows 10に搭載されたパーソナルアシスタント機能「Cortana」が、WindowsとOS X両方の環境で使用できる。Parallels DesktopがWindowsの機能をOS Xアプリケーションで利用可能にしたのは今回が初となる。OS X El Capitanでは、正式リリースに先駆けて同OSに対応する試験的なサポートを提供している。