2015年8月20日 10:00
STOP!パスワード使い回し! - サイバーエージェントの不正アクセス検知事例とは
JPCERTコーディネーションセンターが2014年よりスタートした「STOP!パスワード使い回し!」というキャンペーンがあります。ほかのサービスで使用しているパスワードを使い回すことで、そのパスワードが外部に漏れた場合、あらゆるサービスから自分の個人情報が漏れる可能性があるため、使い回しには多大なリスクがあると言われています。
今回、マイナビニュースでは特集として、JPCERTコーディネーションセンターや日本を代表するネット企業10社から寄稿いただき、「なぜパスワードを使い回してはいけないのか」「パスワードを使い回すとどのようなセキュリティリスクがあるのか」など、具体的な事例を交えて解説を行います。
3回目は、サイバーエージェント 技術本部 セキュリティグループ マネージャー 兼 アメーバ統括本部 技術内閣 安全保障室 室長 兼 ITセキュリティ戦略室(CyberAgent CSIRT) 副室長の野渡 志浩氏による寄稿です。
○企業とユーザー、双方の対策が重要
2004年にブログサービスとして立ち上げた「Ameba」は、ブログのほかアメーバピグやコミュニティサービス、ゲームなど展開を広げて、最近では様々なスマートフォン向けサービスを提供しています。