くらし情報『西島秀俊、『ドライブ・マイ・カー』日本映画初のカンヌ脚本賞に「深い洞察と愛情の力」』

2021年7月18日 09:36

西島秀俊、『ドライブ・マイ・カー』日本映画初のカンヌ脚本賞に「深い洞察と愛情の力」

西島秀俊、『ドライブ・マイ・カー』日本映画初のカンヌ脚本賞に「深い洞察と愛情の力」

映画『ドライブ・マイ・カー』(8月20日公開)が、第74回カンヌ国際映画祭で日本映画として初となる脚本賞を受賞したことが18日、明らかになった。

同作は村上春樹の同名短編小説に惚れ込んだ濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優・家福と、寡黙な専属ドライバー・みさきという孤独な2人が、愛車サーブを通して出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。

新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となり、2年ぶりの開催となったカンヌ国際映画祭で、日本映画としては唯一、最高賞を競うコンペティション部門への出品を果たした同作。授賞式に先駆けて発表された同映画祭の独立賞である国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの賞を受賞し、主要賞受賞へ期待を寄せる声が世界各国から集まっていた。

さらに濱口監督作品としては、商業デビュー作『寝ても覚めても』が2018年に同映画祭コンペティション部門に出品されており、今回、2作品連続・3年ぶりの出品にして見事、脚本賞受賞の快挙を果たした。さらにこれまで濱口監督は、第71回ベルリン国際映画祭で短編集『偶然と想像』が審査員グランプリ(銀熊賞)

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