キャリアから買う際にチェックしたいポイント - モバイルルーターの選び方(第2回)
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●キャリア間での差は?
前回はモバイルルーターについて、キャリアから販売されているものと、SIMフリーの製品があることを紹介した。今回はキャリアから販売されているモバイルルーターの特徴について解説し、選ぶ際のチェックポイントを紹介していこう。
○キャリア間の違いを理解する
前回紹介したように、キャリアから販売されているモバイルルーターは、通信方式の違いやサポートするバンドの違いから、基本的にどれもそのキャリア専用だ。各キャリアのデータ通信回線には以下のような特徴がある。
NTTドコモはデータ回線を3G+LTEで構成している。3Gのエリアは全キャリアで最大規模を誇り、よほどの僻地でもなければ通信が可能だ。LTEはそこまでエリアが広くないが、プラチナバンドに対応するようになり、以前よりかなりエリアは改善している。通信速度はLTE-Advanced対応により最大225Mbpsだが、まだ対応しているエリアは限られており、通常は150Mbpsまでと考えていいだろう。
auは3G+LTEに加え、傘下のUQコミュニケーションズが提供するWiMAX 2+網を利用できる。LTEは3大キャリアで最もエリアが広く、速度もLTE-Advanced対応で最大225Mbps。