東京都・千代田区で、写真×オブジェクトを融合させた三田村光土里の個展
こうして記憶のどこかから目の前に漂着した写真たちと、使い道のないモノたちをゆるやかに組み合わせ、どこか奇妙な表情を帯びたオブジェクトが生みだされます。それらもやはり意味を持たず、ただ流れに身を任せて遊ぶように存在しています。」とコメントしている。
なお、三田村光土里氏は1964年、愛知県生まれ。南山短期大学人間関係学科、名古屋ファッション専門学校卒業。現代写真研究所基礎科修了。1993年よりアーティスト活動を開始し、1994年、東京にて初個展「A Cross July」を開催。2005年、文化庁海外派遣芸術家としてフィンランドのヘルシンキに1年間滞在。2006年には、ウィーン分離派館ゼセッション(オーストリア)において個展を開催したほか、国内外でインスタレーションを中心とした発表を重ねる。