2015年9月7日 08:30
「感圧タッチ」とは - いまさら聞けないスマートフォン用語
たとえば、2015年8月にファーウェイが発表したAndroid端末「Ascend Mate S」は、操作時の指の力の入り方を感知し、画面の端を軽くスワイプしたときはムービー再生位置の調整、強くスワイプしたときは音量の調整と、同じ操作であるにもかかわらず力の入り具合で反応が異なります。
ただし、感圧タッチのユーザインターフェイスは、Android OSでは正式にサポートされていません。公式発表されてはいませんが、前述したAscend Mate Sはファーウェイが持つ独自のユーザインターフェイス(Emotion UI)により感圧タッチを実現していると推測され、一般デベロッパーによる感圧タッチ対応のアプリは開発できないものと考えられます。いずれこの機能に完全対応したイラスト作成アプリが登場すれば、肉筆に近いタッチで描けるようになることでしょうが、それにはOSレベルでのサポートが待たれます。
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