2015年9月10日 10:00
インフォマティカ、データを統合するクラウド「Informatica Cloud」提供
そのほかのサービスは順次、ローカライゼーションを行ったうえで、来年以降に提供が開始される予定だ。
久國氏は、蓄積された大量データの活用を実現するCloud Data Integrationの特徴として「接続コネクタが豊富である点」「業務ユーザーがセルフサービスで使える操作性」「クラウドとオンプレミスをつなぐハイブリッド・アーキテクチャ」を挙げた。
Salesforce、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureをはじめ、120以上の接続コネクタが利用可能だという。操作画面は、PowerCenterの画面を踏襲しており、ノンコーディングで操作できる。そのため、業務ユーザーが容易に操作することが可能になっている。
ハイブリッド・アーキテクチャとは、Informatica Cloudではリポジトリ・データベースで定義情報のみを保有し、企業のオンプレミスのシステムのファイアウォールの内側にデータを格納する処理実行エンジン「Secure Agentサーバー」を配置するアーキテクチャを指す。この仕組みにより、Informatica CloudとSecure Agentサーバーはメタデータのみをやり取りする。