2015年9月10日 14:54
Akamai、DD4BCグループからのDDoS攻撃と対策に関する調査結果を発表
同社は攻撃方法がDDoS Booter(DDoS請負業者)プログラム・パッケージのフレームワークに組み込まれているのを確認しており、PLXsertは2014年9月以降、同社の顧客に対するDD4BC攻撃の確認事例を計141件観測。平均攻撃帯域幅は13.34Gbps、最も大規模なDDoS攻撃では56.2Gbpsだった。
同グループおよび、その後のDDoS攻撃からの防御策として同社は異常検出・シグネチャベースのDDoS検出手法を配備し、ユーザがウェブサイトを利用できなくなる前に攻撃を見極めることや、リソースを分散して耐障害性を増した上で攻撃による単一点障害(Single Points of Failure)が起こらないように図るほか、ネットワーク上の重要な場所に第7層のDDoS軽減装置を実装し、重要なアプリケーションサーバへの脅威を低減させることを推奨している。
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