2015年9月15日 08:00
iPhone 6sの新機能「Live Photos」って何ですか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
通常の写真/ムービーとの最大の相違点は、シャッターを切る以前のデータが含まれるという点にあります。一般的に、「カメラ」アプリを起動してからシャッターを切るまでには数秒以上のタイムラグが発生しますが、ライブフォトモードにしておけば、そのタイムラグを約1.5秒縮めることが可能になります。動きがあるかどうかより、シャッターチャンスを逃さないという点でこの機能を評価する消費者も多いことでしょう。
シャッターを切った瞬間は、通常の写真(静止画像)として外部機器へ送信できます。メールに添付するなどの扱い方は、従来の写真と同様です。送信先がiOS 9デバイスであれば、ライブフォトとして送信することが可能です。この点を考慮すると、新しいメディアフォーマットとも理解できます。
ライブフォトには動きがあるうえに音声も記録されるため、通常の写真と比べるとデータサイズは増えます。
とはいえ、データサイズは通常の写真(12万画素)約2枚ぶんですから、高速連写モード(バーストモード)を多用するよりストレージは消費されません。
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