第4世代Apple TVが厚くなった理由は…、iFixitが早くも分解レポート公開
ヒートシンクには電源ユニットが統合されており、電源の熱もヒートシンクが吸収する。電源は第2・3世代の3.4V (1.75A)から12V (0.917A)に変更された。
iFixitによると、ヒートシンク/電源とロジックボードがケーブルやコードで結ばれていない。ロジックボードをヒートシンクに固定するネジの軸がケーブルなどの代わりになっているとiFixitは推測している。そのためネジを外すだけで、ケーブルを抜いたりせずに簡単にパーツを取り外して交換できる。
リモコン「Siri Remote」はケースが接着されており、Apple TV本体に比べるとケースを外すのが一苦労である。中はICとボタンの基板、充電池(410mAh)とLightningポートの2つのパーツで構成される。電池とLightningポートはしっかりと接着されているが、ロジックボードにハンダ付けされてはいないので「交換の費用は抑えられるだろう」としている。
Siri RemotoのチップはARM Cortex-M3を用いたST Microelectronics STM32L 151QD、タッチスクリーンコントローラにiPhone 5シリーズやiPad Airと同じBroadcom BCM5976C1KUB6Gを採用している。