2015年9月25日 08:22
路線バスで宅急便! 宮崎交通とヤマト運輸で宮崎住民の生活を守る新サービス
を推進している。
こうした両社の取り組みに対して宮崎県と西都市及び西米良村は相互連携を図り、バス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的に路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始することになったという。
路線バスに一定量の宅急便を積載できるように車両中央部の座席を一部減らし、荷台スペースを確保。また、客貨混載専用の路線バスと分かるように「ヒト・ものハコぶエコロジーバス」と銘打ったラッピングを施している。
これまでヤマト運輸は西都市東米良地区と西米良村の利用者に宅急便を配達する際、西都市にある西都宅急便センターから約50kmの道のりを約1時間半かけて集配車両で輸送していた。また、両地域の利用者から集荷した荷物は、西都宅急便センターに輸送するため、当日発送の集荷締め切り時間は15時ごろとなっていた。
「客貨混載」バスを導入することにより、路線バスの空きスペースで宅急便を輸送することができ、バス路線の生産性が向上するとともにバス路線網の維持につながる新たな収入源を確保することができる。また、西都市東米良地区と西米良村を担当するヤマト運輸のセールスドライバー(以下、SD)