2015年9月25日 16:27
ベルギーimec、太陽電池関連の研究成果をEU PVSEC 2015にて一気に19件発表
imecは、これらの太陽電池ハードウェアの発表のほかに、ソフトウェアの発表も行っている。スマートグリッドのエネルギー効率を最適化するために、さまざまな気象条件下で太陽光発電プラントのエネルギー効率を既存のものよりさらに2割正確に予測できるシュミレーション・モデルも発表した。
imecのPV担当ディレクターのJef Poortmans氏は「EU PVSECでimecがこれほどまでに多数の発表を行えたのは、当社の優秀なサイエンティスト、オープンイノベーションに基づくユニークな研究環境、産業界のパートナーの協力のおかげである。imecは今後セル技術そのものから、モデリングやシステム集積技術へと力点を移していく」と述べた。
IoT時代を迎え、imecは、今年、「持続可能な社会におけるスマートリビングの実現」を全社を挙げた研究方針として掲げており、そのために太陽電池は持続可能性という点からも、ヘルスケアに代表されるスマートリビング向けの携帯可能な電源としても重要な役割を演じることから、今後、さらに太陽電池の研究開発やシステムとしての実用化に注力するようだ。なお、次回、第32回EU PVSECは2016年6月20日週に独Munich (ミュンヘン)で、Intersolar Euope展示会と合同開催される。
電車で…女子高生「助けて!この人、痴漢です」男性「お…俺!?」⇒絶体絶命の中、危機を回避できたワケ