2021年9月27日 17:29
ハライチ岩井、相方・澤部には自著を渡さず「高評価をいただいても…」
お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が27日、都内で行われたエッセイ集第2弾『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)刊行記念囲み取材に出席した。
累計10万部を突破した前作『僕の人生には事件が起きない』から2年ぶりとなる今作は、「小説新潮」「Book Bang」の人気連載エッセイ22本に書き下ろしエッセイを1本追加。さらに自身初の小説作品も書き下ろしで収録した全24編となっている。
岩井は「1冊目で割とエッセイを書けるようになったなと思っていたんですけど、2冊目はすんなり書けた。2冊目が本当のスタート、2冊目が1冊目というか、1冊目は素振りで2冊目が本試合というか……」と前作からの成長を表現。「(前作は)素振りで10万いっちゃったなというのがありますね」と話して笑いを誘った。
自身初の小説作品については、「エッセイの延長線上で書いた。エッセイの書き方で小説書けたなという感じです」とのこと。
ピースの又吉直樹に、エッセイと小説の違いを聞いた際に「労力的には同じだけど、小説家のほうが手厚く扱われる」と言われ、「確かにな」と納得したというエピソードも披露し、小説として扱われることを期待した。