くらし情報『「空の産業革命」 - ドローンの光と影 (9) Drone Dayレポート(1) - ドローンのマネタイズを議論(前編)』

2015年10月5日 10:00

「空の産業革命」 - ドローンの光と影 (9) Drone Dayレポート(1) - ドローンのマネタイズを議論(前編)

なぜ日本なのでしょうか。

野波 現在話題となっているホビー用のドローンは主に海外製です。しかし、海外製のドローンでも、使われている部品は3分の1が日本製なのです。しかも重要な部品はかなりの割合で日本製です。例えば、ESCというモーターをドライブする部品は、米国製ですと100時間しか持たない。それが日本製ですと1000時間の寿命があり、米国製の10倍も長持ちします。ですから、日本製に期待するということは、あると思います。

牧浦 野波さんの会社で開発されているドローンの部品は、すべて国産なのでしょうか。


野波 完全というわけではありませんが、ほぼ純国産です。

牧浦 渡辺さんの会社は東南アジアの各国に拠点を置かれている。ドローンに関するビジネスを始めるとしたら、どこが候補になりますか。

渡辺 うーん・・・。エンターテインメントということで考えると、シンガポールやフィリピンではカジノを始めとする新しい市場ができています。新しいエンターテイメントが求められているということから考えると、シンガポールあるいはフィリピン、かもしれないですね。

牧浦 そうしますと、場所に対するこだわりはあまりないと。

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