2015年10月5日 10:00
「空の産業革命」 - ドローンの光と影 (9) Drone Dayレポート(1) - ドローンのマネタイズを議論(前編)
渡辺 そうですね。ニーズがあるところで、始められれば良いかなと。
○山形で飛行させたドローンのカメラを東京で操作
牧浦 玉川さんは、会社の名前に「ソラ(空)」が入っています。それは創業のときにドローン・ビジネスを視野に入れていたからでしょうか。
玉川 いいえ。あれは「空」ではなくて「宇宙」の「宙」のソラなんです。先ほどご説明したようにIoTをやっている会社なので。モノをインターネットにつなげて、その裏側に、クラウドのような、コストが低くて処理能力の高いものがある、そういった世界観ですね。
どんどんデータが入ってきて、解析して、それをフィードバックして面白いことをするという。
玉川 僕はドローンにはとても興味を持っていて。なぜかというと、ドローンは空中を動き回るし、無線で通信するし、人間では見ることのできな視点からモノを見ることができるからです。そういったことから、ドローンを使った面白い実験をしています。ドローンを使った実験をしているのは山形県にある「熱中小学校」という社会人向けの小学校で、僕はここの教員(教頭)をしています。
玉川 実験には、野波先生のところのドローン「MS-06LA」