2015年10月12日 09:30
2015年Q2はインシデント数減少も、サイト改ざん続く - JPCERT/CC
ほかに、Webサイト改ざんの件数は592件だった。7月にAdobe Flash Playerの脆弱性が複数公開され、それから間もなく、国内Webサイトが改ざんされ、それらの脆弱性を悪用した攻撃サイトに誘導していた事例をJPCERT/CCでも確認。その後も、同じ攻撃目的で改ざんされた国内Webサイトの報告を多数受領し、複数の改ざんパターンがあることを特定している。
9月上旬ごろから、Webサイトに埋め込まれた広告によってマルウエア配布サイトに誘導されたと推測されるインシデントの報告も受領。報告をもとにWebサイト上の広告を定期的に取得して観測したところ、広告に埋め込まれるjsファイルが、不定期に不正なコードが混ざったものになっているが確認されている。
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