2015年10月14日 17:33
日本語で"アンダーグラウンド"な情報のやり取り - 闇サイトの実態調査
ユーザーは、自身のアカウントを作成後「マジカルポイント」を購入する必要がある。
「トリップde私書箱」:匿名での情報交換を可能にするバーチャル私書箱サービスを提供するサイト。
英語などで日本に関する情報がやりとりされているサイト
「Orda Project」:個人情報や窃取済みアカウント情報等が提供されているサイト。このサイト内の各種フォーラムでは、クレジットカード情報、PayPalアカウント情報、Secure Shell(SSH)アカウント情報等が、さまざまな価格で提示されている。掲示板上では、窃取したクレジットカードが有効かどうかを確認するための検証ツールも非合法で提供されている。
「FAKE PASSPORT.ONION」:日本を含む12カ国の偽造パスポートを販売するとするサイト。日本のパスポートは700米ドル(米国は1000米ドル、英国は900米ドル)。
この他、Torネットワーク上ではないが、You TubeやTwitter上で、日本語でDDoS攻撃ツールを売買しているアカウントも確認(1000円~3000円分のプレイステーションストアカードを要求)。
調査の結果、国内のアンダーグラウンドサイトの多くは、個人のハッカーによる情報交換が主であり、マーケットとしての機能はほとんど確認できなかった。